旅行の思い出 島根編 14話

はじめに

・出雲大社全体図はこのページの一番下に載せています(余談下)

出雲大社参拝方法

出雲大社は…

半時計回りで境内を参拝するんです

他の神社でも半時計回りで参拝する神社はいくつかあるのですが基本的には時計回りに参拝するとされているので珍しいですよね

そして「二礼四拍手一礼」ここが一番違う点です!

1 二礼 二回お辞儀します

2 四拍手 四回拍手を打ちます

3 一礼 最後に一回お辞儀します

これは出雲大社で重要な例祭では神様を讃えるために八回拍手を打つことに由来しています

普段はその半分の四回拍手を打つことで神様を讃える作法として出雲大社独自の参拝方法となっています

祓社(はらえのやしろ)

祓社では神前に至る前に心身の穢れを祓い清めるために必ず最初に参拝してください

ここでは身に着いた穢れを祓う祓井神(はらいどのかみ)が祀られています

出雲大社は縁結びが有名ですが縁結びとは恋愛のことだけではありません

友人との縁であったり、家族との縁…仕事上での縁など様々な縁によって私たちは生活しています

生きているうえで全ての出会いが縁結びと言えると思います

そのため拝殿で祈願をする前に自身の穢れを祓うことが重要なのです

祓社ではお願い事をするよりも出雲大社に来れたこと、そして現在生きていることに感謝し自分自身の穢れを祓うことがよいとされています

そうして清めてから進んでいくと…

松の参道を歩きます

松の参道は中央に鳥居があるのですがその左右にある松は樹齢400年以上の松が並んでいます

松の根の保護のため両端が整備された道になっていますのでそちらの道を通って進んでください

そうして歩いていくと…

ムスビの御神像・御慈愛の御神像があります

ムスビの御神像

こちらは大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)が色々な女神との間に多くの子供をもうけたことから「縁結びの神様」と呼ばれています

ムスビの名の通り「結び」や「縁」を象徴する神を表しており多くの参拝者がその力を求めて訪れています

銅像は国造りに悩んでいた時海の向こうから光輝く神が現れた様子になります

その神は大国主大神自身の魂であると言われております

御慈愛の御神像

大国主大神が背負われた袋の中には私たちの苦難や悩みが入っていて、それが私たちの身代わりに背負ってくださっています

何度も試練や難事に会いましたがそれを乗り越えそのたびに復活してきました

そのため「復活の神」「蘇りの神」としても崇められています

また素兎のケガを治されたことからも「医療の神」と崇めれれています

手水舎についてはまた次回の旅行の思い出 島根編 第15話での説明になります

また次回をお楽しみにです!

余談

祓社がかなり大切な場所だということで私たちもきちんと穢れを落としてから参拝してきました

出雲大社は広いのでゆっくりと探索して清廉なる空気に触れとても居心地のいい場所ですね

各場所の説明を見ていると勉強にもなりますし

こういう所以でこういうご利益があるとされているんだなと感じられます

更に神社ってかなり歴史あるものですから調べていくとどんどん面白いですよね!

↑出雲大社マップ

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